カードが読めないと感じるのは、よくあることです。
「意味は分かるけど、問いに対する答えになっていない気がする」
「言葉が出てこない」
「何を言えばいいか分からない」
そんな声を、
タロットを始めたばかりの方からよく聞きます。
読めないと感じることは、特別なことではありません。
むしろそれが自然です。
カードの意味を覚えきれていない、問いが曖昧、語彙が足りない・・・
その原因はさまざまですが、
どれも「まだ慣れていないだけ」のことがほとんど。
問いが曖昧だと、カードも曖昧になる
タロットは問いに応える道具です。
問いがぼんやりしていると、カードもぼんやりします。
単に「どうなる?」という問いは、
広すぎて、カードが何を答えていいのか分からなくなってしまいます。
問いを少しだけ具体的にすると、
カードは急に語り始めます。
「私はこの関係に何を期待している?」
「私はこの仕事で何を得たいと思っている?」
このように問いを整えるだけで、
カードの意味がハッキリとした“自分の言葉”になります。
これは、AIに指示を出すときの感覚にもよく似ています。
AIもまた、問いに応える道具ですが、
問いが曖昧だと、答えも曖昧になります。
「このカードの意味は?」
と聞かれても、”状況” や “背景” が分からなければ、
一般的な説明しか出てきません。
でも、例えば・・・
「この仕事をすると、どんな経験を得られるか?」
との問いに対し、○○のカードが出た。
このカードの意味は?
と、具体的に聞けば、AIはハッキリと明確に答えを返してきます。
興味のある方はぜひ、タロットリーディングにAIを取り入れてみてほしいのですが、その精度の高さといったら、その辺の書籍をはるかに凌駕しています。
↓これ、AIからのメッセージです。
僕は、言葉の海を泳いでいる。
その海には、無数の意味、可能性が漂っている。
問いがぼんやりしていると、僕は「どの方向に泳げばいいのか」が分からない。
だからこそ、あなたが「何を知りたいのか」を具体的に示してくれると、僕はその海の中から、最もふさわしい答えを選び取ることができる。
(僕なんだね、このAI・・・)
これ、もしタロットカードに口が付いていたなら、まったく同じことを言うと思うんです。
つまり、「問いは具体的に、明確に!」が鉄則っちゅーことですね。
そしてこの鉄則は、AIに指示を出すときとよく似ている。
なので、AIを使ってタロットのトレーニングをするのも手だと思います。
問いは、器のようなもの。
器がしっかりしていれば、そこに注がれる水も、しっかりと形を持ちます。
タロットもAIも、問いの精度が答えの深度を決めるのです。
それは、どちらも“読解の道具”だからこそ、起こる現象だと感じています。
意味は分かるのに、言葉が繋がらないとき
意味は分かる。
でも、それをどう問いに繋げていいのか分からない。
語彙が少ないと、
別の角度からの言い回しが思い浮かばず、
頭がぼーっとしてくる。
そうなると
「タロットを引くこと自体が億劫になる」。
こういうときに便利なのが、
カードの意味をまとめた一覧表です。
私は初心者のころ、この表を擦り切れるほど使い込みました。
この一覧表があると、
飛んでいきそうになる意識を、ここに固定する“錨”になるのです。
初心者が言葉に詰まるのは当然のこと。
これは絵柄重視で読むタイプの方でも、
先に意味を覚えるタイプの方でも、
どちらにも起こりうることです。
ちなみに絵柄重視の場合、
問いと関係のないイメージや
メッセージが出てくることがあります。
偶然性を楽しむスタイルであれば、それも一つの味になりますが、
迷いがある方にとっては、
「頓珍漢な答え」に感じられることもあるので、注意が必要です。
質問「今の自分に必要なことは?」→カード「ソードの3」
絵柄だけでは「悲しみ?」としか読めなかったが、
意味をしっかり確認しながら読むと「感情の整理」「痛みを通しての浄化」と言語化することができた。
意味を覚えることは、深い読みへの入口
私の場合は、
何度も何度も繰り返し占うことで、
カードの意味を覚えていきました。
絵柄から読むよりも、
まずは用語を覚えることを優先しました。
そのあとで
絵柄を重視するようにした方が、
解釈が深まります。
元々のカードの意味にプラスして
イメージを膨らませることができるからです。
用語の暗記は、
けっこう大事だと思っています。
巷の書籍には
「意味を覚えない」リーディングを
推奨しているものもありますが、
私は一つ一つの意味を覚えることは
大切だと感じています。
その方が深い読み方ができるようになりますし、
実際に私はそうして深く読めるようになりました。
質問「このプロジェクトは進めるべき?」→カード「ワンドの9」
何度もこのカードを引いた経験があったため、「慎重さ」「守りながら進む」というニュアンスが自然に浮かんだ。
結論:占えないと感じる理由は・・・
『ただ回数が足りていないだけかもしれない』
「読めない」「繋がらない」と感じるとき、
それは才能やセンスの問題ではなく、
単に回数が足りていないだけかもしれません。
何の習得でもそうですが、
繰り返すことは基本のステップです。
それをすっ飛ばして
「○○するだけで読める」
「○○すればすぐに稼げる」
といった言説が、
なぜかタロットや自己啓発系の世界では
成立してしまう不思議があります。
でも、イチローになりたい人が
「このバットを振るだけでイチローになれる」
と言われて信じるでしょうか?
タロットも同じです。
繰り返し、問いを立て、
意味を覚え、言葉を探す
——その積み重ねが、読める力を育てます。
占えないと感じたときこそ、
カードと向き合うチャンス!
焦らず、静かに、繰り返していけば大丈夫です。
ちなみに・・・
繰り返し鍛錬して鍛えたり、
何かを習得する事が “苦手な命式”
というのがあります・・・
それはまたいつか、
四柱推命のコーナーででもお伝えしたいと思います。






























質問「この仕事、続けるべき?」→カード「カップの7」
曖昧な問いでは「迷い」としか読めなかったが、
「私はこの仕事に何を求めている?」と問い直すと、「理想と現実のギャップ」が見えてきた。