他人の視点とは、自分の世界の一部。
お金を払ってサービスを購入したり、
誰かをサポートしたりすることは、
自分には成し得ない経験や感動を
自分自身のものにする行為。
「芸術家とは人類の触手である」
と誰かが言ってたけど、まさにその通りだと思う。
芸術家というのは、世界に散らばる色んな自分の可能性を、自分の代わりにキャッチして見せてくれる人。いわばサイキックみたいなもんじゃないかな。
芸術家が見せる世界が、自分の一部であることを潜在的に知っているから惹かれるんだと思う。つまり芸術を愛でる行為は、自分自身を愛でる行為なんだよね。
だから、芸術を支援するってことは、
自分自身を支援するのと同じってこと。
芸術家がキャッチした自分の世界の一部を、自分自身の経験として取り込む。自分の別の視点(経験)への投資。
そうやって、自分と違う人生や経験を通して得られた様々な「視点」を、「自分自身のもの」にしていける。
だから世の中には、これだけ多くの人が存在して、そのどれもがすごく貴重な体験なんだ。
そして自分にどれだけ投資できるかは、
その人自身がどれだけ豊かってことでもある。
所持金の多い少ないではなく、頭の中がね。
実際、芸術にお金を使う人って、
豊かなマインドの持ち主であることが多いように思う。
豊かなマインドの人って、
たいてい懐も豊かなんだよ。
おもしろいね。
逆に、頭の中が豊かじゃないと、
芸術に金だそうなんて発想自体、
そもそも出てこないのかもね。
自分に余裕がないのに、
アートになんぞ金出してらんないよ。
それでいいんだと思うんだよね。
アートは道楽でいいんすよ。
だってアートだから。
あってもなくてもいい。
自由っていいね。


























