「命式サイトによって結果が違う」
「同じ星のはずなのに解釈が真逆…?」
「四柱推命と算命学って、何がどう違うの?」
──そんなふうに迷った経験、ありませんか?
この記事では、東洋占術とくに「四柱推命」「算命学」などにおける「流派の違い」と「用語の壁」について、初心者にもわかりやすく整理していきます。
あなたの混乱は当然です(むしろ混乱しない方が不思議)
四柱推命や算命学を学び始めた人の多くが最初につまづくのが、「命式サイトによって違う命式が出てくる」こと。
しかし、当然これは“あなたのせい”ではありません。
こうなってしまう理由は、東洋占術が、「同じ名前なのに中身が異なる」ものが共存している世界だからです。
たとえば、同じ「四柱推命」と名乗っていても──
- 通変星中心で性格を見る「現代系・通変星派」
- 日干の強弱と用神を重視する「古典四柱推命(子平法)」
- 日本で広まった「泰山流」「高木乗系」などの独自解釈
- 命式に算命学の要素を加えた“ハイブリッド型”
…など、すでに派生と混合が起きています。
「命式サイトによって結果が違う」のも当然といえば当然。
前提としているルール(流派)が違うのですから。
似て非なる世界観──算命学と四柱推命
さらに混乱を加速させるのが、「算命学」と「四柱推命(通変星占い)」の違いです。
一見似ているようで、実は出発点からまったく別。
| 占い | 算命学 | 四柱推命(通変星占い) |
|---|---|---|
| 生まれた背景 | 戦後に中国から日本に伝来 | 中国で成立→日本で簡略化 |
| 命式構成 | 主に3柱(時柱なし) | 原則4柱(年、月、日、時間) |
| 中心思想 | 宿命論重視 | 性格・資質重視 |
| 性格診断 | 十大主星で気質を分類 | 通変星で“欲の向き”を見る |
| 特徴 | 抽象的/哲学的/理屈が通る | 現代的で具体的/当てやすい |
| 用語 | 膨大・独特(五徳、天中殺など) | 比較的シンプルだが誤解されやすい |
しかもこれに「本流四柱推命(古典系)」が加わると、さらにややこしくなります。
命式が違う理由=「暦」「干支の割り出し方」が違う
具体的に流派によって「なぜ命式が違うのか?」についても触れておきましょう。代表的な理由は以下の通りです。
算命学は時柱を使わないことが多いため、四柱推命と構成そのものが違って見えます。
用語の壁が“無意識の混乱”を招く
たとえば、「偏官」という言葉。
四柱推命では「攻撃的/行動力の星」として語られますが、
算命学では「車騎星」という別の名前で表現され、意味もやや異なります。
同じ「星」でも、流派ごとに
- 名前が違う
- 意味が微妙に違う
- 読み方の順番が違う
そのため、学べば学ぶほど混乱するのはむしろ当然です。
解決策は「自分がどの世界にいるか」をまず知ること
この記事で伝えたいのは、
「四柱推命も算命学も、どれかが正しいという話ではない」
「あなたが“今、どのルール”で読んでいるのかを把握しよう」
ということ。
- 通変星で読む世界にいるのか
- 十大主星で読む世界にいるのか
- 日干強弱+用神を重視する本流系なのか
まず自分が“立っている位置”を自覚すれば、どの解釈もいったん受け入れやすくなります。
まとめ:正解を探すのではなく、地図を手に入れること
占いの世界は「正解」を探すものではなく、「自分にとって役立つ見方を選ぶ」ものです。
流派の違いを知ることで、自分がなぜ混乱したのか、どこに違和感を感じていたのかが見えてきます。
まずは“今の自分がどの世界にいるのか”を知るところからはじめましょう。




























節入り時間(太陽の黄道上の節変わり)を使うかどうかで、「月柱の干支」がズレることがあります。
これは四柱推命でも算命学でも、使用している命式作成ツールによって違います。